初心者におすすめの釣り方「ぶっこみ釣り」①
釣り方にはいくつもの種類がありますが、勝又憲明がその中から初心者におすすめするのは、ぶっこみ釣りです。
釣りといえばウキ釣りの方が有名かもしれませんが、勝又憲明がぶっこみ釣りをお勧めする理由は主に3つあり、仕掛けがシンプルでやりやすいことと、特に難しいテクニックがいらないことと、様々な魚を釣ることができて楽しいことが挙げられます。
何事においてもいえることですが、初めのうちはシンプルで取り掛りやすいものから始めて、自分のレベルに合わせて少しずつハイレベルなものにチャレンジするということが大事だと思います。
急にハイレベルなものから始めて上手くいかないと、楽しくなくて挫折してしまうケースが多く、それではとてももったいないので、まずは自分に合ったやりやすいレベルから始めて、楽しむことから入りましょう。
そうすれば釣りがどんどん楽しくなって、試行錯誤も進んで行うようになります。そうやって釣りがうまくなっていけば占めたものです。
季節ごとの魚を釣ることができるようになれば、年中旬の魚を自分で捌いて味わうこともできてしまいます。
これこそが、勝又憲明が釣りにハマって続けている理由でもあります。
少し話がそれましたが、ぶっこみ釣りは仕掛けを放り込むだけでつまらないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
仕掛けをなんとなく放り込むのではなく、魚が居そうなところに狙いを定めて放り込んだ後は、こちらからいくらか誘いをかけてみるという手段もあります。
後は、魚がかかるまでの時間を楽しむというものです。
「やっぱり魚がかかるまでの待ち時間があるのか」と思われるかもしれませんが、何事も急いではいけません。
相手が食らいつくのをどーんと構えて待っていた方が、良いことがあるものだと、勝又憲明は思います。
ぶっこみ釣りで使う道具をご説明すると、道糸と中通しのオモリ、ゴム管とヨリモドシ、ハリスや針くらいしか使いません。
ゴム管は道糸とヨリモドシを保護する目的で使うもので、中通のオモリに付けられているものもあるので探してみてください。
針も、市販のハリス付きのもので十分なので、仕掛けづくりは非常に簡単です。
しかも、この仕掛けで十分釣りができてしまうので、初心者のうちはこのシンプルな仕掛けを素早く作れるようになれば大丈夫だと思います。
また、釣り座を構えたら、先に竿を伸ばしてガイドに糸を通すと手間が掛かるし、リールが地面と擦れて傷つくこともあるので、竿を伸ばす前にオモリやヨリモドシなどをセットしましょう。
そうして、穂先はリールがフリーになっている状態であることを確認してから伸ばすと、竿がポキッと折れてしまうことを防ぐことができます。