勝又憲明の釣りをはじめたら。

新しい趣味として釣りをはじめました勝又憲明です。釣りを始めたいと思っている人に向けて、このブログに釣りの基本的な知識などを書いていきます。よければ参考にしていただけたら嬉しいです。

探り釣りで狙える魚達③

「探り釣りで狙える魚達①」と「探り釣りで狙える魚達②」ではキュウセンやアイナメなど、釣って楽しい、食べても美味しい魚をご紹介してきました。

今回勝又憲明がご紹介する魚はカサゴです。刺身でも煮つけでも美味しいカサゴが根周りの探り釣りで釣れるなんて嬉しいですよね。

勝又憲明個人としては、カサゴは結構顔が大きくて食べるところが少ないので、そこがもう少しなんとかなれば良いのにと思うのですが、美味しい物は食べ過ぎない方がありがたみがあるということでしょうか。

また、カサゴがありがたいのは食べて美味しいだけでなく、一年中釣ることができるうえに、対象魚が少なくなる冬場でも釣れるということです。

ここまでに述べたことを総合すると、本当に釣りを楽しむ人にとってありがたい存在というか、カサゴ様といった感じですね。

この魚が住んでいるところはアイナメとよく似ていて、磯や岩礁帯、テトラ付近などといったところにいます。

釣り方もアイナメとよく似ているので、ちょい投げなどとった釣り方で、そこまで特別な道具も技術も必要なく、比較的簡単に釣ることができるのですが、穴釣りというテトラの間に仕掛けを落とす釣り方でも対応できます。

勝又憲明はちょい投げも楽しみますが、たまにこの穴釣りでカサゴを狙うこともあります。

穴釣りをする場合は、専用の短い竿が必要となります。バスロッドを持っている方は、それでも対応可能です。穴を攻める時は長い竿だと使い勝手が悪いため、短い竿を用意するようにしてください。

仕掛けとしては、中通しのオモリに1.5号のハリスを10cm程度で、針は流線やチヌ針、丸セイゴなどがあります。カサゴは口が大きいので、そこまで神経質にならなくても大丈夫だと思います。

餌も思いのほか何でもよく、虫エサでも良いし、魚やイカなどの切り身でも大丈夫です。

このように、カサゴはあまり神経質に仕掛けを作ったり餌を選ばなくても、気楽に釣ることができるので、初心者の方でも釣りやすいと考えられます。

また、カサゴは餌が落ちてくれば反射的に食ってくるというアグレッシブな魚なので、いるかいないか判断しやすい魚でもあります。

仕掛けを落としてから少し様子を見て、反応がなければ不在と判断して別の穴を攻めると良いでしょう。

また、魚にとって居心地が良い場所であれば、一度釣れてもすぐに別のカサゴが住み始めるので、カサゴが釣れた場所はできるだけ覚えておくのも良いと思います。

また、あまり流れがきつくない防波堤や根周りなどで探り釣りをしていると、ハオコゼという見るからに危険そうな背びれを逆立てて釣れる魚がいます。この魚は見た目通り危険なので、素手で掴んではいけません。誤って掴んでしまうと、釣りどころではない痛みに襲われるそうです。

目がパッチリして顔は可愛いのですが危ない魚なので、釣ってしまった時はメゴチバサミなどではさんで針からはずし、海に帰すようにしましょう。

タオルや軍手も背びれが刺さる恐れがあるので、メゴチバサミを使う方が無難です。