勝又憲明の釣りをはじめたら。

新しい趣味として釣りをはじめました勝又憲明です。釣りを始めたいと思っている人に向けて、このブログに釣りの基本的な知識などを書いていきます。よければ参考にしていただけたら嬉しいです。

初心者におすすめの釣り方「ぶっこみ釣り」③

「初心者におすすめの釣り方「ぶっこみ釣り」②」で、勝又憲明はただ仕掛けを放り込んで待つのではなく、誘いをしてみようとお伝えしましたが、もう1つお伝えしなければいけないことがあります。

それは、砂場での誘いは特に効果的ですが、石や根が多く仕掛けが引っ掛かりやすい釣り場では、頻繁に誘いをすることはおすすめしないということです。

いくらか誘いをした方が何もしないよりは魚の食いつきがあるとしても、あまり頻繁にしてしまうと根がかりが多く起こってしまう原因になります。

また、石や根が多い釣り場であるということは、投げ入れた仕掛けはすでに魚達の住処の近くに入っているわけですから、そこまで頻繁に誘う必要もないと考えられます。

こういった場合は、勝又憲明は仕掛けが根の上を飛び越えていく感じで動かして、誘いをするようにしています。

特に大した技ではなく地味ではありますが、何もしないよりもある程度の効果がありますし、単に釣れたよりも、「釣った」という実感が得られることの方が大きいように思います。

また、ぶっこみ釣りというと仕掛けを投げることが当たり前のように思われるかもしれませんが、実は必ずしも仕掛けを投げないといけないわけではありません。

これは勝又憲明自身もしていることなのですが、沖目になげてもいまいち食いつきが悪いように感じる場合は、足元に仕掛けをスルスルと落としても構いませんし、テトラや根周りあたりを探ってみるのも有効です。

ぶっこみ釣りだからといって仕掛けを投げるという1つの方法しかできないわけではなくので、魚が来てくれないなら自分から魚がいる所やいそうな所に行ってやろうと精神で餌を動かせば大丈夫です。

後は習うより慣れることが一番です。釣りをやり始めたばかりの頃は、竿やリール、その他の道具の扱いに慣れることが大事だと思います。

その点について、ぶっこみ釣りは投げる、アタリをとる、合わせる、引きを感じるなど、釣りをするための基礎が詰まっているので、この釣り方を実践しながら道具の扱い方や釣りの実力を磨いていきましょう。

人によっては最初から高級な釣り道具や凝った仕掛けを集める方もいらっしゃいますが、釣りは道具が良ければうまくいくわけではなく、経験を積みさえすれば、安い道具やお下がりの道具でもしっかり魚を釣ることはできます。

むしろ、それくらい気楽に釣りに出かけて実践を積んでいる人の方が、仕掛けづくりや釣りの一連の動きもスムーズで、上達が早いように勝又憲明は思います。