ぶっこみ釣りは様々な魚が釣れます②
ぶっこみ釣りはオモリを軽くすることや外すなどをして、ターゲットを臨機応変に変えて楽しむことができます。そして、どんな釣りにもいえることですが、想定外の魚が釣れることも楽しみの1つでもあります。
そこで今回は、勝又憲明がぶっこみ釣りで釣った想定外の魚をご紹介したいと思います。
最初にご紹介するのは、なんと伊勢海老です。これは浜名湖のTの字と呼ばれる堤防で釣りをしていた時に釣れました。
この時は夜釣りだったのですが、微妙なアタリが長続きするという魚の時とは何となく違う妙な感覚があり、それでも一応食っている感じではあったので、合わせてみることにしました。
しかし、これまた妙なことに乗っている感覚はあるのに引きがなかったのです。
さすがに勝又憲明も「なんだこれは?ごみかなにか引っ掛かったのか?」と思ったのですが、巻いていると何度かクッと少しだけ持っていくくらいの感触はあったので、小魚でも引っ掛かったのかな?程度に考えていました。
しかし実際に釣りあげてみると驚いたことに、伊勢海老でした。
なんとなく食っているかな?という感覚を頼りに合わせてみて本当に良かったです。
この伊勢海老はもちろんお刺身にして美味しくいただきました。
次にご紹介するのはメゴチです。メゴチといっても30cm近くのもので、勝又憲明の釣り歴の中ではかなりの大物に属しています。
この時はなんとなく港の突提で糸を垂らしていたのですが、いきなりものすごい引きがあって驚いたのを覚えています。
一体何ごとだと思いながら人を引いてみたら、おそらくメゴチだということは分かったのですが、今まで勝又憲明が釣ったサイズとは明らかに違うし、口も尖っていたので何だろう?と思っていたのですが、釣りあげてみるとやはりメゴチでした。
30cm近くなんていうメゴチは今まで釣ったことがなかったので嬉しかったです。
もちろんお刺身にして美味しくいただきました。
今もあのサイズのメゴチを釣りたいと考えているのですが、なかなか思い通りにはいかないもので、まだ2度目のビッグなメゴチにはお目にかかれていません。
最後にご紹介するのはイシガキフグです。この魚は御前崎の方で釣りあげたのですが、なかなかの大物でかなりの重量感だったことを覚えています。
釣りあげた時に風船のようにプクーっと膨らんでいて、可愛らしかったです。
イシガキフグは残念ながら食べられないので、そっと海に戻しました。
以上のように、思いがけない大物やまさかの魚が釣りあがることもあるので、釣りはなかなかやめられません。